相変わらず自転車用語も知らないし、正しく使えてるのかすらわからない私ですが、最近また「パチノグ」という聞いたことのない自転車用語(?)に出会い、調べてみたところ自分がママチャリ時代にずっとお世話になっていた100均のLEDライトのことだと知りました。
パチモンのKNOG、KNOGの偽物って意味で、パチノグっていうんだそうです。
【百円ショップの自転車用品を語るスレ】 を読んでいて見つけたのですが、「衝撃に弱く、段差などですぐに消えてしまう。」という弱点があり、分解してハンダ付けしたりしているとの書き込みがたくさんありました。
そうそう、私もそれで困ってました。
点けたはずなのに、気付くと消灯している。
これじゃ全く意味がないし、無灯火は危険!!と、結局自分で改造して使っていたんですが、その改造方法が紹介されてないようだったので、今日はそれをご紹介してみたいと思います。
分解もしないし、ハンダごても使わないので、女子でも簡単に出来ます。
でも、効果はバツグンです!
必要なのは、この5点。
・パチノグ
・消しゴム
・ペン
・カッター
・1円玉
です。
「段差で消えるのでハンダ付けをする。」、という改造方法や、でも消えたら消えたままかといえば、押せばまた点灯することからもわかるように、パチノグが消えやすいのは内部で電気の通る道の接触が甘いのが原因(たぶん)。
試しに親指と人差し指でぎゅっと押さえながら振り回しても、これなら消えません。
なので、この状態をキープしたまま自転車に設置出来るようにしようという作戦です。
パチノグは裏返すとこんな風になっています。
この白い部分が少し凹んでいるので、ハンドルにグルッと巻きつけて使う時、間に小さな隙間が出来ています。
しっかりと接触していない、建て付けの悪いこのパチノグの内部が、衝撃を受けても揺れてズレたりしてしまわないように、用意した「消しゴム」でこの隙間を埋めて内部をガッチリと固定しようというわけです。
そしてこの白い凹んだ部分が、1円玉とちょうど同じサイズなのですよ。
ほら、ぴったり。
「なーんだ、なるほどねー。」って思って頂けていれば、あとはやることは簡単です。
1円玉を使って、消しゴムに同じ大きさの丸を描いて、
カッターでカット。
きれいに切る必要はないので、直線切りを繰り返して円柱状になるようにします。
円柱型に切った消しゴムをさっきの隙間に装着してみました。
ぴったりです。
横から見たところ。
用意した消しゴムによるところもありますが、このままだと厚みがあり過ぎてパチノグの長さが足りなくてハンドルに巻きつけられないので、少し厚みを調節します。
少し斜めにカットして厚みを調節します。
どこまで効果があるかわからないのですが、巻き付けるものがハンドルで丸いものですし、ハンドルに取り付けた時にちょっと上向きになってほしいので、角度をつけています。
使うのは、こっちの大きいほう。
高くしてあるほうが進行方向=パチノグのライトが付いている側になるように装着します。
装着してみました、これで完成。
さっそく取り付けてみましょう。
今日雪だったので室内撮影のため、擬似ハンドルのPOSCA極太でで撮影。
(ただの横着とも言います。)
でも、だいたいハンドルと似た太さだと思います。
前から見ると、ハンドルとパチノグの間に少しだけ消しゴムが見えてますが、思ったより不恰好じゃないんじゃないでしょうか。と、自画自賛。
横から見ると、こんな感じ。
こんな感じでパチノグの中身をギュッと押さえつけているので、段差の衝撃で消灯しなくなります。
分解も特別な道具も要らないので、簡単でしょ。
夜の無灯火は危ないのに、走ってみると結構いるんですよね。
特に冬は黒っぽい服の人が多くて、無灯火は本当に危険だと思うし、せっかく点けたはずのものも消えてしまったら意味がありません。
でもパチノグなら100円で買えて、ダイナモライトと違ってこぐのが大変になることもない。
そして今回の改造なら、あとは消しゴムを1つ買えば済むので、ぜひこの段差でも消えないパチノグでで、夜も安全な走行をしてもらえたらいいなーって思います。
薄暗くなったら、早めに点灯するとより安全!!
じゃ、まただワン~。
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